【 東京国際芸術祭 リージョナリーシアターシリーズ 】 参加作品。


開演に少し、遅れてしまいました。無念。

SKGを知らなかったので調べてみました。


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http://www1.plala.or.jp/skg/


どうやら北海道で活動されている劇団のようです。

今回、拝見した『再演A。』は『A。』という四年前に

書かれた作品を改訂したもの、なのだそうです。


遅れてしまったので、こういうことを言ってよいのか分かりませんが・・・・


胸を打たれました。

役者さんがイキイキとしていました。

根底で持ち合わせている人間の痛いくらいにピュアな部分を

さらけだしているのが見えて、その姿だけで涙が出そうでした。


内容は、多重人格の頭の中に生まれた人物との会話の中で

「キミ」を治すために「ボク」が消えていくというシンプルな流れだったのですが

なんかもう、なんで、こんなに痛いんだろう?というくらい全員が真剣なんです。


主宰のすがの公さんをはじめとして、真摯に人間に向き合っているのが分かるのです。


舞台美術も、舞台中央上部に掲げられた一枚の絵のみで

広い舞台に役者が四人なのに、それが私は気にならなかった。


SE-NOというデュオにこの公演のオリジナル楽曲を提供していただいたのだそうです。


ラストにメインテーマ曲が流れていましたが、そこで涙腺崩壊。

最後に、ふたりがライブをやってくれたんですが、そこで、さらに崩壊。


また、東京に来てくれないかな。

今度こそ、遅れないで行きたい・・・・